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市会報告~5月定例会~

●28億円の補正予算が可決!!
5月市会が閉会しました。28億2,600万円の補正予算案などを可決。補正予算では(1)夏の京都販売促進キャンペーンに4,500万円、(2)商店街の環境整備に1,400万円、(3)民間保育所の整備助成に3億3,300万円、(4)新工業高校の整備に21億2,200万円、(5)バイオマス産業都市構想の策定に270万円などが盛り込まれました。その他、昨年の福知山の花火事故を教訓とした京都市火災予防条例の改正案などが可決しました。

●新工業高校が誕生!!
議論が白熱したのは(4)新工業高校の整備です。京都市には2ヶ所の工業高校があります。全国初の公立の工業高校である洛陽工業高校とラグビーで全国的に有名な伏見工業高校です。両校とも産業界をはじめ、各界に多様な人材を輩出してきました。しかし、工業高校のあり方が変わる中に、生徒数の減少と老朽化の課題を抱えています。そのため、平成28年4月に両工業高校を統合し、深草の旧立命中学・高校に新工業高校を建設することとなりました。

●3倍の借地代!?
問題となったのはその借地代。旧立命中学・高校の大部分の敷地は京都市が買い取りますが、その一部は借地となります。そして地代は以前の契約を引き継ぐこととなりました。その借地代は年間約1,200万円。京都市の基準よりも2倍から3倍の高額。この借地代については各会派から疑問の声が上がり、借地の適正価格での購入と借地代の見直しを求める付帯決議が全会派の一致で可決しました。

●工業高校の跡地の活用も!!
また残念ながら閉校となる洛陽工業高校も伏見工業高校も交通アクセスのよい都心部にあるため、今後、この跡地の活用にも注目をすべきです。京都市は閉校となった小学校、中学校の活用事例はありますが、高校の跡地活用は初となるので、本市にとって、また地域にとっての活用策を検討する必要があります。これで5月市会は閉会。通年議会のため来月も議会の予定があります。今後とも京都の未来を見据えて議論し続けて参ります!!

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