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視察報告4.宮内庁三の丸尚蔵館の視察

本視察では企画展「鳥の楽園―多彩、多様な美の表現―」後期日程の見学を行った。三の丸尚蔵館が所蔵する19世紀から現代までの国内外から集めた「鳥」を主題とした作品、の約30点の展示を拝見することができた。
古くから人々は、美しい宝石のような羽を持つ鳥や力強く空を自由に舞い飛ぶ鳥の姿にあこがれて敬意を見いだし、その姿を描き形作って身近に飾ってきた。ツルは慶事の折に必ず登場する長寿の鳥。神聖で高貴な鳥であるクジャクは、花鳥画の主要な画題の一つとして描かれ,近代にもその伝統は引き継がれている。そして,家禽として人の生活と密接に結びついてきたニワトリは、作家たちが実際にニワトリを飼って観察し写生することで、躍動感あふれる作品が生み出されました。その他には身近な小禽や水鳥、外来種のインコ、現代では絶滅が危惧されているライチョウなど様々な鳥が、作者それぞれの多彩な表現で描かれた作品が展示されていた。後期日程展示での目玉は香淳皇后がお書きになられた「ヤツガシラ」。住まいだった吹上御所の庭に迷い込んだ珍鳥、ヤツガシラをモチーフとした絵巻、友禅染が展示されており、6月19日には天皇皇后両陛下も観覧されている。
平成25年11月9日~平成26年1月13日まで、三の丸尚蔵館などで保管されている皇族にまつわる品を集め、京都国立近代美術館では「皇族の名品―近代日本美術の粋―」という展覧会が行われた。その展覧会が期間内で多くの観覧客でにぎわったことからみても、それらを一目見たいというニーズは高い。もともと三の丸尚蔵館は、皇室に代々受け継がれた絵画・書・工芸品などの美術品類が平成元年6月国に寄贈されたのを機に、これら美術品を環境の整った施設で大切に保存・管理するとともに、調査・研究を行い、併せて一般にも展示公開することを目的として、平成4年9月に皇居東御苑内に建設され、翌年11月3日に開館された。平成8年10月に故秩父宮妃のご遺贈品、平成13年4月に香淳皇后のご遺品、平成17年10月に故高松宮妃のご遺贈品、さらに平成26年3月には三笠宮家のご寄贈品が加わり、現在約9,800点の美術品類を収蔵されている。
そのことから鑑みても、このまま多くの美術品が公開されることなくただ保管・管理しておくのは非常に勿体ないことであると感じる。せっかく三の丸尚蔵館だけで約9,800点の品を保管しているのであれば、もっと一般市民にも皇族の文化やそのゆかりの品に触れる機会があってもよいのではと考える。

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